junie's blog

2020中受終了息子の備忘録と入学後の徒然

2/2②

息子の会場入りを見届けたら、次のミッションは本命校の合否確認です。

どこで落ち着いて待てるかは前々からシミュレーションしていました。静まり返った保護者待機室で、結果を受けていろいろな行動を起こすのは難しいからです。

条件としては開店時間。そもそも試験が始まって、親がフリーになるのは8時台。普通のお店がオープンするまでにはまだ二時間近くあります。

というわけで、24時間オープンか早朝オープンのカフェやファミレスを探さなくてはいけません。そういったお店は席予約のシステムなどなく、席は早いもの勝ちなので、ライバルより一足早く駅前へ戻るのが肝心です。

速足で戻ったおかげで、無事駅ビル内のスタバに一席を確保。路面店でもいいですが、駅ビル内だと他のショップが開くまで人目が少なくて済むのが、おすすめです。

朝食は済ませてきましたが、試験終了まで長居する予定なので、しっかりサイドメニューも注文。

隣席の客が少しうるさくて、合格発表の時間までイヤホンで音楽に没頭しました。そして、時間です。

在宅の夫から即連絡が来る予定でしたが、5分待っても音沙汰なし。寝とるな…と殺気を押さえながら、スマホから合格発表ページにアクセスしました。

 

心臓の鼓動を感じながらのろのろと開く画面。
すると、ご、ご、合格~~~!!「合格」と桜のイラストが見えました。

し、信じられない、すごい、息子すごいよ!と一人カフェで無言のまま動揺しまくる私です。

 

そして受かった場合、その先に受ける計画はありませんでしたので、寝起きで「え?なに?まじで合格したのあいつ?すげーな」とボケまくる夫に、計画通り、午後〆切の入学手続きを迅速に行うよう頼みました。(手続き系は、たとえ寝起きだろうと私よりよほど確かな夫です)

 その後は、優雅なカフェタイム。カフェの隅から、学校と塾と実家の母に電話でこそこそ報告して、喜びを分かち合いました。

 

でも、これは実はフライングで、合格なら殊更、息子が戻ってきてから、本人から塾なり学校なりへ電話させるのが筋でした。

塾は、まだ先生方が応援から戻っておらず、事務のお姉さんが受けてくれました。すご~く心のこもった「おめでとうございます!よかったですね!!」というお言葉をいただいた後に、「また夕方以降、講師が戻ったころに、お子さんからおかけ直しいただけますか」と案内されました。

学校も、電話口の向こうで歓声が聞こえるほど喜んでくれましたが、
「合否及び今後のスケジュールご連絡ありがとうございます。あとは、本人を直接誉めたいので、まだ連絡していない体で、改めて電話させてください」と言われ(スミマセン)。

昼頃戻り、試験会場から息子が出てくるのを目を皿にして探します。基本的に受験番号が早いと解散も早いので、早い番号を取るに越したことはありません。

 息子を見つけ、笑みを隠して合流した後、学校の門を少し出たところでこそっと合格を伝えました。

よっし!とガッツポーズの息子。やったー俺やったぜ~~ 

と喜びを隠さない息子。ここはまあいいよね。早速、「早く学校に電話しな~」と促します。通行の邪魔にならないよう少し場所を移動してから電話しました。

「合格しました、はい、はい…ありがとうございます」と、嬉しそうに先生の言葉を聞いている息子を見ながら、この子は本当によくがんばっていたんだなぁ。親があれこれ心配しても詮無い、やっぱり本人がやる気になって努力する賜物だったんだなぁとしみじみ思うのでした。