junie's blog

2020中受終了息子の備忘録と入学後の徒然

吉報

先日受験だった友人から、お子さんの吉報が届く。合格菓子なんか無くても、ぜんぜん大丈夫だったし、ほんとうに素晴らしい結果。遊び盛りの小学生が夜遅くまで頑張った努力が花開く、報われる。なんてハッピーなできごとなんだろう。

コロナでいろいろ打撃をこうむった人間社会だけど、まだまだハッピーな気持ちを生む出来事があることがうれしかった。

息子も面識があるお子さんなので、報告すると「すげ~!」と感嘆していた。

ほんとすげい。

 

そういえば、と「去年もし、国語が的中してなかったら危なかった?」と聞いてみた。

すると、いたく憤慨した様子で、「国語がラッキーだったのはテンション上がったし、時間も短縮できてすごくよかったけど、そのあとの算数も何回も何回も見直して自分的にはこれ以上ないぐらい仕上げたし、おれ絶対入りたかったから全科目めちゃくちゃ真剣だったよ」と言われた。

「そうだったんだ。理科とか苦手な単元出たりしなかったの?」

「当然出たけど、今まで習ったことを思い出して、解けるところは確実に解こうとがんばったし、そしたらだいぶできたよ」

へぇそうだったんだ。一年越しに知る息子のがんばりよ・・・

思えば、去年1日。午後校へ移動前に、午前会場のカフェテリアを貸し切りでランチしたのだけど(なぜか人っ子一人いなかった)、午後校にメンタル響かないようにと、しつこい尋問は避け、「よくできたんだ、よかったね!」の菩薩に徹したのだった。

菩薩魂は報われず、午後の算数受験では伸びた鼻をバシっとへし折られたわけで、今度はしおしおと会場から出てきた彼の姿が忘れられない。

おかげで、翌二日のリベンジは真剣勝負で「見直ししても時間余った」にできたし、しっかり結果も出せた。

あっという間に過ぎた中受本番だったけど、やっぱり育児の一つのクライマックスだったなぁと思う。

コロナに翻弄されながら、中一も終盤。行事がほとんど封じられたけど、入試休みも終わり、また元気に登校できることを祈りつつ。

2月1日

昨日は二月一日、東京横浜の中学受験解禁日でしたね。
私は息子と外出していたので、移動中、中受親子見かけたら合格の念を送ろう!と思っていましたが、あいにく出るのが遅かったようで目にすることができませんでした。

一人だけ今年受験のお友達がいたので、朝ちょこっとエールを送りました。

ダイヤ乱れがあちこちであったようで、交通情報を見ながら大丈夫か心配になりました。

ほんとは、一週間前ぐらいに合格菓子の詰め合わせとか贈りたいほどだったんですが、今年はなかなかそういうのを見かけず、結局計画倒れにしてしまいました。

昼に母から「孫くんの学校がニュースで紹介されてたよ、受験者数多いんだね、大変だったね」と今頃??なねぎらい電話を受けたり、

帰宅後、夫から「今年は受験者数、微増らしいよ」と聞いてもないのに教えられたり、

ママ友からも「今は懐かしい気持ちだけど、一生忘れられない日だよね」とLINEが来たりと、もう抜け出たはずの中受話に取り巻かれた気分の一日でした。

 

息子に「去年の今頃は受験だったね、どんな気分だった?」と聞いたら、「一発目の国語で的中問題が出て、うひょーーって浮かれて、ノリノリだった」(というかこの話しかしない息子)。

確かに会場から出てきた息子はスキップでもしかねない勢いで、苦手な国語で出だしがよかったおかげで、めでたく合格をいただきました。もしそれが無ければだめだったのかもなとチラっとよぎります。

 

最近の息子は、二回目の緊急事態宣言の影響で部活が中止になってしまい、インドア生活に逆戻りです。一週間の入試休みには課題が出ており、一日AM2h+PM2hでクリアする計画を立てたそうです。

「それでほんとに間に合うの??」と尋ねたら「一日4時間勉強するってだけでも俺は十分すごいと思うんだけど。三学期は結構まじめにやってるつもりだし」と先制ブロックされてしまいました。

今年は、母にも新たなタスクが生じており、息子への関心も関与も減らさざるを得ない状況です。お互い自力で頑張ろう!と、母の頑張る姿をエールに受け取ってほしいと願っています。

中1冬休み開始

期末考査が終わって、実質冬休みに突入しました。すっかり解放された息子から、帰宅後まっさきにゲーム三時間を所望されました。

翌日からの<成績処理>期間は、授業なし、部活三昧です。母は、漢字検定の準備をしっかりしなさいよと声がけするのが精いっぱいです。先生方、宿題たくさん出してくれますように。

個人的には、GOTOがとん挫して、正月スキーの計画が台無しになりました。

去年は受験でパスしており、二年越しで少し豪華に行けるのを楽しみにしていたのに。コロナ収束を祈願しつつ、あきらめず、春スキーを計画するつもりです。

先週、まだなんとか行けると思っていたとき、そういえば?と息子のスキーウェアを確認してみたら、150サイズがつんつるてんでした。春スキーに行けたとしても、身長爆伸中の人は無難にレンタルウェアにしてもらうつもりです。

高校生ぐらいで伸びが落ち着いてきたら、半分出してあげるからバイトして好きなの買ってくださいね。

それから、ようやく三学期の予定がお知らせされたのですが、三連休明けにやっと授業開始、二月は中学入試期間の授業はないから、実質二週間。期末が三月早々にあって、そこからまた自宅学習日です。

ほんとに、勉強にしろ部活にしろ、何でもいいんだけど、自らを律し、プライベートを充実させてもらわないと堕落の道はすぐそこです。おお、怖い~

そういえば英検

英語は小学校の授業オンリーで進学した息子ですが、秋に受けた英検4級、パスしていました。

正直、彼の英語学習は学校任せ(英語以外も全部)、過去問集は夏休みに渡しておいたけど、何度も言ってようやく一度解いた程度。
「習ってないとこがあるよ~」とぶちぶち言われましたが、いやいや、それ前提で夏休みにしっかり自学しようって話だったでしょ?と憤懣やるかたない母。

こうなりゃきっちり不合格になって、年明けの団体受験に奮起してくれたらいいわ・・・と思っていたのですが、そんな思惑とは裏腹な結果に。

まあ4級(中二半ば相当?)といえば、英語を習ってるお子さんなら、小学生からばんばん受かってるというし、クラスメイトにはもっと高い級を所持してる帰国子女組もいるという話なので、あくまで「息子のレベルとしてはがんばったね」というだけのことでしょう。

次の3級からは、二次(面接のスピーキングテスト)があるので、そう簡単にはいかないはず。彼の音読チェックにはいつもイライラさせられてるし。来年も10月受験トライさせてみよ~

冬物コート

ふと、6年春の健康診断の結果を見つけました。それによると、当時から現時点で、息子は15センチ強伸びたらしい。さすが成長期。部活がんばってよかったね。

ただし、受験時に着ていたブルックスブラザーズのダッフル(息子お気に入り)は、案の定小さくなっていました。今年は何とか行けるかなと思っていたけど甘かったです。

中一男子、制服のうえにコート着るかなぁと様子見でしたが、駅周辺でもコート着てる子みないしな、と油断していたら、ここ数日でみるみる寒さが増し、慌ててリサーチ開始です。

まず、息子校ご近所校にお通いのママ友に聞いてみたところ、その学校はかさばるコートをしまう場所がないらしい。個人ロッカーに詰め込んだり椅子にかけたりが嫌なのと、駅近なこともあり、ユニクロの超薄手ダウンを制服の下に着こんで済ませてるそうです。

おおそれはコスパよし、軽くて暖かいダウン最強じゃない?と思い、さっそく、息子に制服下ダウン着てる子いる?と聞いたら「いない」「やだ」の返事。

(…絶対いると思うけど、まあ好みじゃないことはわかった)

 

次に、SNSでお近づきになった息子校先輩ママ様に質問してみたところ、例年だと推奨品の案内が二学期最初に出るけど、今年はコロナで販売会できないし無かったかな、直接販売元に問い合わせれば対応してもらえるはず」とすっごく親切に詳しく教えていただきました。(やっぱり息子校よき♪)

これはまじめにハンティングが急務!ネットじゃサイズや重量感がわからないし、かさばるコートの返品交換とかしたくないし、最後の砦は、↑の販売元(三越伊勢丹らしい)だけど日数かかるみたいだし、なる早で行動開始!と決意しました。

 

それで、最初に近所の古着屋さんにふらり入ったんです。(?)

 

初入店だったんですけど、意外にブランドぞろい、状態もすごくよい品ぞろえでびっくり。どうせ大したことないと思ってた自分を反省です。

 

入店10秒でよさげなコートを発見。一つはロンドントラディション:重量級で袖筒やや狭、もう一方はポールスミス:軽めで(裏地なし)袖筒広め。さっそく写メを撮らせてもらい、息子に送ると、「軽そうなほう」と即返。

サイズが大きかったけど、先輩ママさんが大きめ正解と仰ってたのに背中を押され、一期一会と購入!帰宅してみせると息子にも夫にも好評で、コスパよい買い物に得意満面な私でした。

そんなわけで、あっけなくハンティング終了でしたが、季節的にも冬物出そろうタイミングだったのかな。ラッキーでした。今度息子のブルックスブラザーズも売りに行こうっと。

中一二学期 部活、保護者LINE…

中間考査が終わり部活が再開しました。
テスト前の部活休止期間とテスト期間を合わせて、十日ほど空いただけなのに、
体が鈍ったようで「練習行きたくない」とぼやいていました。


入学から半年過ぎ、息子は身体的にどれぐらい成長したでしょうか。
まず、声がだいぶ低くなってきました。太い感じはなく、夫に似て細く低い声。

身長の伸びはやや緩慢な気がします。四月の身体測定がなかったので、正確にはわからないけど、4cmぐらいは伸びたかな。

そういえば、先月、部活で軽い怪我をして、手のレントゲン撮影したのですが、先生に「骨端線がはっきり見えるので、身長の伸びは続いていますよ」と言ってもらえました。高1くらいまではスクスク伸びて、夫ぐらいになってくれることを願います。

 

初めて、部活の保護者会もありました。顧問の先生方から話をお聞きしたのですが、
この部活が、

  • 学内でもかなり活動熱心な運動部のひとつ(活動日最多・朝練あり)であること
  • 大会出場を真剣に目指して練習させていること
  • 六年間続ける前提で心身の成長を見据えた指導をしていること

etcを初めて知りました(←遅い)

たしかにコロナ禍にありながらも、二学期からは他校との練習試合を再開してますし、練習も週4-5のペースです。
三学期には中止していた合宿を計画しているそうです。

 

そして、保護者の自己紹介では、もともと、スポーツに熱心なお子さんや、ずばり経験者の部員が多いことも知りました。

運動好きな子たちが一極集中した?!と思えるほど、半分以上はスポーツ経験者という印象でした。

そんなわけでようやく、息子のように「運動はほぼ体育の授業と休み時間だけで、元々インドア」タイプにはサバイバルが大変なチーム!ということに気づいたのでした。

帰宅して、息子とその話をしてみたのですが、息子の返事はこうでした。

「たしかに運動経験者と、未経験のグループには壁があるよ。
でも、俺は仲の良い経験者のやつから言われた、
『俺らが二年になったとき、未経験グループからおまえが抜擢されて一緒に試合するのを楽しみにしてる』
って言葉を励みに頑張ってるから」

!!

そんな素敵なこと言ってもらえてたんだ。
こういう友情が部活の醍醐味よなぁと、母は少しじーんとしました。

ありがとう、M君・・・


保護者のLINEグループも無事できました。
クラス保護者LINEも、部活LINEも、活発な交流の場所というより、

「これ教えてください~」「はいはいこうですよ~」という「よろず相談所」といったものです。お忙しい先生に聞くのはちょっと申し訳ないようなことが、サクっと聞けるので助かります。

保護者LINEなんて、それで十分なのです。
もっと親しくなったら、それぞれ個別に分岐していけばいいだけの話です。

 

時々、LINEをやらないと言ってこういう基本グループからして参加しない人がいます。

でも、そういう方がいると、とりまとめの管理人さんがLINEで全員に伝達したかったことを、わざわざメールで個別連絡しなくてはなりません。

かえって面倒をかけてるの気づかないのかなぁと思ってしまいます。

「私、LINEしてませんので」と言われても、

「え、じゃあやってくださいよ?」と言いたくなるぐらいには、情報伝達に必須で便利なツールだと思います。

公開模試連戦

二学期が始まり、公開模試の連戦がスタートしたようです。

大手塾が各々開催する四度の模試で、自分の立ち位置が定まり、志望校の選定が最終段階になってきたと思います。

ここで私からお伝えしたいことは一つ。

本番は2月、まだ先です。どうぞ、この時期の成績で志望校を諦めないでください。もったいないです。

新四年(つまり三年生の冬)から長い月日、通塾と家庭学習のサイクルを回すため、何をしたらいいか調べ、考え、時には叱り、言い争って険悪な時もありつつ、我が子とタッグを組んで走り続けてきたのに、夏休みごろから頭打ちの成績、、これ以上もう伸びしろなんてない、と弱気に思ってしまう瞬間を迎えているかもしれませんが。

 

子供たち本人にしてみれば、ようやく全ての範囲を学び終え、「どの問題も少しは見覚えがあるぞ?!」ステージへ足を踏み入れたところ、応用~過去問に挑戦する戦闘段階に入ったばかり。ついにスタートラインに立った!というような心境なのです。

 

そして、四回の模試は、今期の出題予想分野を凝縮した各塾渾身の逸品。これで自分の弱い単元・得意単元に気づく、アウトプットのコツ、時間配分のコツを掴むための、最新・最強の武器、ツールなのです。

 

そもそも、模試の成績がどんなによくても悪くても、志望校に伝わることはありません。親が気にしても仕方ないです。一喜一憂は受験生本人に委ね(どんなに平気そうでも確実に堪えてますから)、

こちらは体調管理、メンタル管理で応援部隊に徹していくのが最善の道だと思います。

 

塾の日、塾がない日、模試の日、成績が出る日。ハードスケジュールの中、それぞれ次のサイクルを見据え、風邪をひかさず、ベストなタイミングで良質な食事や睡眠時間の確保を提供していくことが、これからますます大変になっていきます。

成績アップのミッションは、本人と塾に委ね、こちらはこちらのことに専念するのが、お互いの精神衛生上、もっとも効率的なのです。

 

また、募集要項も出そろったので、本番のシミュレーションも始めましょう。

出願開始から支払い〆切までの日程を想定している学校ごとにまとめたら、試験本番当日の時間単位のスケジューリングも考え始めてみてください。

 

(私は前受も含め、計8校の詳細データを準備していました)

(最終、受けたのは3校)

 

本番は早めの到着を基本としますので、到着時刻から逆算して、家を何時に出ればいいか、そのために何時に起きればよいかを頭に入れます。

そして、その路線の乗り換えルートを、出発・到着時間別に何パターンか調べ上げるとよいです。

具体的には、何号車に乗ると乗り換えに一番スムーズか、混雑している場合、乗り換え時間は何分想定しておけばいいか、遅延が発生した場合の迂回手段etcです。

鉄オタさんたちが、路線・駅ごとに最新の乗り換えルートの紹介をしてくれているブログやyoutube動画がいくつもありますので、ぜひ参考にしてみてください。

日々の遅延情報も朝のニュースなどで気にするようにしてください。遅延発生率が高い路線、いくつもあります。

本番会場に無事送り届けられるかは、ひとえに親の責任ですから。

 

そして、幸運にも受験予定の学校で模試が受けられる場合。移動ルートの最終チェックの好機として使い倒すつもりでいきましょう。待ち時間の待機場所探しもおすすめです。朝8時から開いていて、長時間過ごせる快適な店は意外と限られます。こういった調査・準備はやってやり過ぎなことはありません!

 

ゲン担ぎの朝食をあれこれ試してみるのもよい時期です。

朝、さっと食べられて、かつ四教科のハードな試験に耐え抜くスタミナを与える食事です。緊張でおなかを下しやすい子には、その対策になるような一品を加えることも大事です。

わが家の朝食は、パンですが、ふだんのベーコンエッグとサラダに加えて、温かいシチューやチキン、好きな果物を用意してテンションを上げるようにしました。

休み時間につまめるチョコレートやビスケットも必需品です。試験を解くとき、ものすごい勢いで糖分を消費していきますからね。「キット勝ット」的な合格祈願菓子の類も見かけたら、買い込んでおくといいです。受験生気分を上げていくアイテムとして役立ちます。

コロナやインフルエンザ予防のために、手を拭く除菌シートもあると安心です。

よく気の利くマネージャーになった気持ちで、ぜひ頑張ってみてください。あれこれ頑張ってると、正直、子供の学習のことに気が回らなくなるほどですw

シミュレーションが捗って本番当日のイメージがはっきりしてくると、12月、最後の模試が終わるころには、しぜん腹が据わって、志望校も定まってくることでしょう…。