junie's blog

2020中受終了息子の備忘録と入学後の徒然

公開模試連戦

二学期が始まり、公開模試の連戦がスタートしたようです。

大手塾が各々開催する四度の模試で、自分の立ち位置が定まり、志望校の選定が最終段階になってきたと思います。

ここで私からお伝えしたいことは一つ。

本番は2月、まだ先です。どうぞ、この時期の成績で志望校を諦めないでください。もったいないです。

新四年(つまり三年生の冬)から長い月日、通塾と家庭学習のサイクルを回すため、何をしたらいいか調べ、考え、時には叱り、言い争って険悪な時もありつつ、我が子とタッグを組んで走り続けてきたのに、夏休みごろから頭打ちの成績、、これ以上もう伸びしろなんてない、と弱気に思ってしまう瞬間を迎えているかもしれませんが。

 

子供たち本人にしてみれば、ようやく全ての範囲を学び終え、「どの問題も少しは見覚えがあるぞ?!」ステージへ足を踏み入れたところ、応用~過去問に挑戦する戦闘段階に入ったばかり。ついにスタートラインに立った!というような心境なのです。

 

そして、四回の模試は、今期の出題予想分野を凝縮した各塾渾身の逸品。これで自分の弱い単元・得意単元に気づく、アウトプットのコツ、時間配分のコツを掴むための、最新・最強の武器、ツールなのです。

 

そもそも、模試の成績がどんなによくても悪くても、志望校に伝わることはありません。親が気にしても仕方ないです。一喜一憂は受験生本人に委ね(どんなに平気そうでも確実に堪えてますから)、

こちらは体調管理、メンタル管理で応援部隊に徹していくのが最善の道だと思います。

 

塾の日、塾がない日、模試の日、成績が出る日。ハードスケジュールの中、それぞれ次のサイクルを見据え、風邪をひかさず、ベストなタイミングで良質な食事や睡眠時間の確保を提供していくことが、これからますます大変になっていきます。

成績アップのミッションは、本人と塾に委ね、こちらはこちらのことに専念するのが、お互いの精神衛生上、もっとも効率的なのです。

 

また、募集要項も出そろったので、本番のシミュレーションも始めましょう。

出願開始から支払い〆切までの日程を想定している学校ごとにまとめたら、試験本番当日の時間単位のスケジューリングも考え始めてみてください。

 

(私は前受も含め、計8校の詳細データを準備していました)

(最終、受けたのは3校)

 

本番は早めの到着を基本としますので、到着時刻から逆算して、家を何時に出ればいいか、そのために何時に起きればよいかを頭に入れます。

そして、その路線の乗り換えルートを、出発・到着時間別に何パターンか調べ上げるとよいです。

具体的には、何号車に乗ると乗り換えに一番スムーズか、混雑している場合、乗り換え時間は何分想定しておけばいいか、遅延が発生した場合の迂回手段etcです。

鉄オタさんたちが、路線・駅ごとに最新の乗り換えルートの紹介をしてくれているブログやyoutube動画がいくつもありますので、ぜひ参考にしてみてください。

日々の遅延情報も朝のニュースなどで気にするようにしてください。遅延発生率が高い路線、いくつもあります。

本番会場に無事送り届けられるかは、ひとえに親の責任ですから。

 

そして、幸運にも受験予定の学校で模試が受けられる場合。移動ルートの最終チェックの好機として使い倒すつもりでいきましょう。待ち時間の待機場所探しもおすすめです。朝8時から開いていて、長時間過ごせる快適な店は意外と限られます。こういった調査・準備はやってやり過ぎなことはありません!

 

ゲン担ぎの朝食をあれこれ試してみるのもよい時期です。

朝、さっと食べられて、かつ四教科のハードな試験に耐え抜くスタミナを与える食事です。緊張でおなかを下しやすい子には、その対策になるような一品を加えることも大事です。

わが家の朝食は、パンですが、ふだんのベーコンエッグとサラダに加えて、温かいシチューやチキン、好きな果物を用意してテンションを上げるようにしました。

休み時間につまめるチョコレートやビスケットも必需品です。試験を解くとき、ものすごい勢いで糖分を消費していきますからね。「キット勝ット」的な合格祈願菓子の類も見かけたら、買い込んでおくといいです。受験生気分を上げていくアイテムとして役立ちます。

コロナやインフルエンザ予防のために、手を拭く除菌シートもあると安心です。

よく気の利くマネージャーになった気持ちで、ぜひ頑張ってみてください。あれこれ頑張ってると、正直、子供の学習のことに気が回らなくなるほどですw

シミュレーションが捗って本番当日のイメージがはっきりしてくると、12月、最後の模試が終わるころには、しぜん腹が据わって、志望校も定まってくることでしょう…。