junie's blog

2020中受終了息子の備忘録と入学後の徒然

新6年生とゲーム(1902)

新6年の授業が始まりました。

貴重な試験休みの間ですが、息子は気合が入る様子もなく、タラタラと過ごしていました。

最近、「ゲームとの接し方」がだんだん問題になっていて、先日は「ゲームがしたい」と騒いで、父子の言い争いがあったようです。

 

その際、息子は私に電話をかけてきて、

「だんだん塾の勉強がしんどくなって、止めたいと思うこともある。止めたらどうなるの?」と言いました。

(ゲーム騒動には一切触れず)

 

この手の話を毎回真に受けて騒いでも仕方ありません。

 

どうなるのかは想像してごらん。自由時間がどっと増えるということではないよね。

学校の勉強に今まで以上に集中してもらうことになる。

受験勉強も、自分の頭で考えて、進めることになる。

模試をきちんと受けていけば、中受の本番は迎えられると思うけど、

厳しい指導を欠いた状態で進んだ場合、今の希望校に合格できるかは正直わからない。

中学受験自体をやめることも、真剣に考えて、本気でそうしたいなら、止めるつもりはないよ。

その結果、どういう進路になるかはもう十分知っていると思うし、そこからの人生だって、別に悪いことはないから。

 

と、淡々と話しました。

 

私が帰宅すると、「息子に勉強を強いるのに疲れた」と弱気な夫。

それでも、「受験止めたい」は、子供なりのストレス発散、反抗期の表現の一種だから、毎回真に受けても仕方ありません。

 

傾聴、寄り添い共感、励ましで、彼のメッセージを受け止め、発散させ、元の場所に戻ってもらうしかない。

 

夜遅く塾から帰宅した息子は、私の怒気?を感じたのか、ゲームの話は持ち出さず、

「新しいクラスには〇君もいた」

「△△の授業、最初が苦手な先生で、次は好きな先生だった」

「コアプラスDCTは結構できた、たぶん一問だけ間違い」などなど

落ち着いた様子で話し、おとなしくご飯を食べて寝ましたが。

 

そろそろ、「ゲームのある生活」に終止符を打つ時期が来たように思います。

 

大人のアルコール依存症と同じです。こどものゲーム依存症。

まだ幼い小学生に「ゲーム中毒になるな」と言うのが土台無理な話だったのです。

 

機嫌のよいとき、調子のよいときは、適量(適切な時間)で付き合えますが、

調子の悪い時、虫の居所が悪いと、とたんに執着し始め、騒いで、要求を通すまで、親に媚びたり、脅したり、散々駄々をこねます。

 

夫は「テストの結果がよければ、次のテストまで一日15分ずつぐらいはいいことにしたら?」と言います。

それも一つの案ですが、そのケースだと、今までのところ「今日は~~がんばったから〇分やらせて」などという不毛なやり取りが発生し、

時に折れ、時に断り、親自身もゆらゆら定まるところがありません。

 

今日帰ったら、一度、きちんと話をしようと思います。

「親として、あなたがその精神年齢でゲームと勉強の両立ができないと判断した。

本番入試まで一年を切ったこのタイミングで、一度ゲームを断つことにします」と。

アル中のおじさんのような罵詈雑言が飛び出すのかどうか。

 

息子だけでなく、親も何かの誘惑を断ち切ることで、本気を見せられたらいいと思います。

夫に話したら「スマホかな、テレビかな」と言われました。

実際、子供の勉強中にスマホやテレビを楽しんでいたのは、申し訳なかったのかも、と反省し、こちらもすっぱり止めて、読書や自学に勤しむよう姿を見せていくことで、決意を示したいと思います。