クマムシは例外201907
夏期講習が始まりました。序盤は、間隔空きながらの日程なので少し余裕があるかな。
さて昨日、息子が宿題をやりながら
「『一匹だけで生きられる生き物はいない』って問題文にあるけど、クマムシは宇宙に一匹で連れられてもずっとずっと生きられるってあったから、間違ってるよね~」と偉そうに言ってきました。
(はぁ?)と思いつつ、
「そういうめちゃくちゃ例外的なものは別にした、一般論としての話だろうし、そもそもそのクマムシだって、宇宙に一匹きりじゃ、子孫を残せないでしょ。生きるって、次世代を残す意味もあるんだよ?」
と言ったら、
「クマムシのことは一般常識でしょ、「ざんねんないきもの事典」に載ってるし、周りの子だってみんな知ってるし」と
食い下がります。
「いくらベストセラーだからって、子供向けの『ざんねんないきもの事典』を日本人全員が読んでると思うなー
君と君の周りの常識が、世界にそのまま通用するなんて思うなー」
あれこれ言ってみたけど、「お母さんのわからずや」と納得せず、ぷんすかしたままでした。
こういうのも、ある種「偏った価値観」の始まりな気がして、ちょっと心配になる母でした。