junie's blog

2020中受終了息子の備忘録と入学後の徒然

小6 男子校フェスタ

コロナですっかり様変わりしてますが、去年の我が家、6年六月当時、どうだったかなぁと振り返ります。


6-7月は学校説明会のピークでした。

 

うちは成績が伸び悩んでいたので、視野をさらに広げて、いわゆる「実力校」「相応校」といわれる、現時点の成績で〇を取れる志望校を定めなくては、と、説明会に予約を入れ、毎週末、息子が塾に行ってる間に私が出かけていました。

6年ともなると、塾が土日にかかってくるため、学校説明会に本人が行くのはよほどの場合に限定されてきます。(土曜は塾が午後からで、午前中は空いていますが、課題を仕上げるため、外出する余裕はないです)

 

とはいえ、受けるかどうか見極めるために、一度はその学校に触れて、モチベーションを得てもらいたいわけです。

そこで、6月のSO(サピックスオープン:SAPIX主催の公開模試)をぶっちぎり「男子校フェスタ」という合同説明会イベントに出かけたのが思い出です。

 

この「男子校フェスタ」は、都内20の男子校が一堂に会し、生徒主体の学校紹介をする伝統のイベント企画で、毎年非常に人気があるようです。御三家以外の有名男子校が大半揃うので、我が家のようなニーズにピッタリなわけです。大小いろいろなイベントが催されるのですが、人気企画は、ちけっと@ぴあ級の激戦です。

 

その「男子校フェスタ」開催は日曜日の一日だけ。終日のイベントだったので、午前にSOを受けて、午後から参加することもできたのですが、予約が取れた人気企画の体験授業やイベントに参加させたかったので、こちらを優先することにしました。

じっさい、成績低迷の当時、強者が集まるSOを受けても、本人にとってあまりいい効果を期待できないという判断もありました。(実際、大事なのは後期のSOですから)

 

息子はSOをパスできてラッキーと羽を伸ばしているようす。いよいよ受験学年となり、実際の各校で日々を過ごす先輩と直接話す機会を持てたことはとても有意義だったようです。

概要としては、文化祭ほどは騒がし過ぎず、教室ごとに各校分かれたカジュアルな相談会、日能研のNフレンズに似た雰囲気でしょうか。各校、引率の先生と10人ずつ程度の生徒さんが来て、自校のブース(1教室ずつ割り当て)で待機していらしたようです。

今回(2019年)は、スポーツ万能で有名な日大豊山中が会場でした。都心の駅前にオフィスビルのようなピカピカの校舎です。最上階の本格的なプール(できたて!)で、部活紹介が行われていました。

そして、花形イベントが各校合同企画。校長先生のプレゼン合戦も面白かったですが、一番人気は生徒によるパネルディスカッションです。学校の組み合わせがいろいろあるし、エピソードも尽きないので、ほんとに時間がいくらあっても足りません。スピーチ慣れした生徒会長さんやそれに準じる子が登壇するようで、各校の特色が掴みやすいと思いました。

そこで気になった学校のブースに出向いて、いろいろ質問ができるという仕組みです。

息子も何校か見て回り、各校の雰囲気に触れることで、今まで知らなかった学校にもたくさん魅力があり、素敵な先輩がいると実感できたようです。

またそれによって、第一志望に受からないとお先真っ暗!的な、オール・オア・ナッシングの短絡思考から脱出できたのは、親として非常に有難かったです。

男子校志望の6年生に最高なイベントですが、5年生なら十分楽しめると思います。4年生だとまだ少しお兄さんたちと話が合わない感じかな。でも意欲があれば十分いけます。

今年はコロナで中止になったのが本当に残念。来年こそは開催されることを祈ります。